国内でも知名度が高く人気のあるヤンマーは、さまざまな事業を展開しています。
中でもヤンマーの主力として強い支持を得ているのが農機具です。
人気メーカーであるヤンマーの農機具は高額買取してもらえるのでしょうか?
ヤンマーの農機具の買取相場と高くうるためのポイントを解説します。
目次
ヤンマーの農機具の買取金額とは?
ヤンマーとはどのようなメーカーなのか、特徴や人気のある農機具とともに、買取価格の相場について解説します。
ヤンマーとはどんなメーカー?
農機具メーカーは数多くありますが、ヤンマーは国内シェア率2位を誇る人気の高いメーカーです。
農機具以外にもクルーザーなどのマリンプレジャーや、建機、エネルギー関連などさまざまな事業を展開しています。
とくに農機具はヤンマーの主力商品です。国内シェア率1位はクボタですが、地域によってはほとんどの農家がヤンマーの農機具を使っているケースも珍しくありません。
また世界1位の農機具メーカーであるDeere & Company(ディア・アンド・カンパニー)のトラクターJohn Deere(ジョンディア)の国内販売も行っています。
ヤンマーで人気の農機具はトラクターや耕運機
ヤンマーはトラクターやコンバインなど定番の農機具から、発電機やコイン精米機、野菜機器、ドローンなど多種多様な農機具を販売しています。
中でもとくに人気がある農機具は、トラクターや耕運機です。
コンバインも人気ないわけではありませんが、強い商品が多い中では比較的目立たないため、国内シェアもやや低めです。ただし大型の農機具は比較的人気があるため、今後展開される機種によっては人気が高まる可能性が期待できます。
また田植え機も人気はあるものの、多機能ゆえに好き嫌いが分かれやすいため、国内シェアは2~4位くらいをうろついています。
ヤンマーの農機具買取相場
ヤンマーの各種農機具の買取相場を紹介します。
トラクター | 300,000円前後 |
コンバイン | 300,000円前後 |
耕運機 | 10,000円前後 |
管理機 | 100,000~200,000円前後 |
播種機 | 10,000円前後 |
やはり大型でもともとの価格が高い農機具ほど、買取相場も高くなるようです。
ヤンマーの農機具が高く売れる理由とは
ヤンマーの農機具は比較的高く売れる傾向があります。なぜ買取価格が高くなりやすいのか、理由をまとめて解説します。
操作がしやすく使いやすい
ヤンマーの農機具は全体的に操作がしやすい傾向があります。
農機具は長く使い続けるものなので、やはり使いやすいほうが農作業に対するストレスも軽減できます。
操作のしやすさは人気の高さに繋がるため、中古市場の需要も高いです。そのため高値で買い取ってもらいやすくなっています。
品質が高く故障が少ない
ほかのメーカーと比較すると新品価格がやや割高な印象ですが、品質がよく故障が少ないためコストパフォーマンス面では悪くありません。
トラクターのような大型の農機具ならば、20年以上使い続けることも可能です。
そのためよい状態であれば、古いモデルの農機具でも高値が期待できます。
知名度が高く信頼があるメーカーだから高く売れる
ヤンマーは国内シェア率2位と非常に知名度が高いメーカーです。また農機具自体の品質もよく信頼があります。
それゆえに中古市場でも高値で販売できるため、業者に高く買い取ってもらいやすいです。
ヤンマーの農機具を高く売るためのポイント
ヤンマーは国内シェア率こそ高いものの、中古市場の需要はほかのメーカーと比較すると優れない部分もあります。
信頼できるメーカーであるため高く売れる可能性は期待できるものの、場合によっては相場以下で買い取られる可能性もあります。
ヤンマーの農機具を損をせず、なおかつより高く売るために意識すべきポイントをまとめて解説します。
複数の業者に出張査定依頼を出す
ヤンマーの農機具は地域によって中古需要に差があります。そのためできれば複数の業者に出張査定を依頼してください。
なぜならば業者によって重視するポイントが異なるため、同じ農機具でも業者が変われば数十万円以上も査定額が変わる可能性があるからです。
とくにヤンマーのような中古需要に地域差があるメーカーの場合は、査定は複数の業者に依頼するのがマスト。
オンラインの無料査定でおおよその査定額を出してもらったら、ある程度業者を絞って出張査定を依頼しましょう。
査定は無料でできる業者がおすすめ
複数の業者に出張査定を依頼する場合は、必ず完全無料で査定できる業者を選びましょう。
出張査定が「基本無料」の場合は、さまざまな理由を付けて手数料を請求してくる可能性があります。
必ず「査定に関する費用は一切請求しない」と明記している業者を選んでください。
全国対応している業者の方が高く売れる可能性がある
ヤンマーの中古需要はほかのメーカーと比較すると地域差があります。なぜならば大規模な整備工場でなければ修理できないケースが多いからです。
そのため修理に強い整備工場が近くない地域では、ヤンマー製の中古農機具はあまり好まれません。
地域密着型の小規模な買取業者の場合、販路も少なく、一部の地域で中古農機具を循環させているため、場合によっては買取価格が相場より安くなってしまいます。
もしもヤンマーの農機具を売却するのであれば、広い販路を持っている全国対応の業者を選んだ方が高く売れる可能性が期待できるでしょう。
査定前に適切なメンテナンスを行う
ヤンマーの農機具は故障しにくく長く使えるため、状態がよければ古くても高う売れる可能性があります。
状態のよさがもっともわかりやすく出る部分は、農機具の見た目です。
泥やほこりだらけの農機具よりも、しっかりメンテナンスされて綺麗な農機具のほうがよい状態だと言えます。
ただし傷を隠したり、修理を業者に依頼するのはNGです。
傷を隠すと海外では売れにくくなるほか、修理を依頼すると高くつくケースが多いです。
そのため査定前のメンテナンスは、水洗いや拭き掃除などで見た目を綺麗にし、できるところだけ自分で修理をする程度で問題ありません。
農機具に合わせた適切な方法でメンテナンスを行いましょう。
購入時の付属品や追加部品などを一式揃える
付属品や追加購入した部品は、農機具の付加価値になるため高く買い取ってもらいやすくなります。
たとえばコントローラーや箱のないゲーム機よりも、付属品が一式揃っているゲーム機の方が高く売れるのと同じです。
本体のみよりも付属品が揃っていたほうが評価が高くなります。
ヤンマーの農機具を売るなら農機具買取業者に依頼するのがおすすめ
ヤンマーの農機具を売るなら、ぜひ全国に対応している農機具買取業者に依頼しましょう。
農機具買取業者ならば、フリマやオークションなどの個人間取引よりもトラブルが少ないうえに、配送の手配も簡単で売却までの時間もかかりません。
ヤンマーの場合は中古需要に地域差があるため、少し時間をかけて農機具買取業者を選んだほうがいいですが、いずれにしても個人間よりも簡単に取引できるうえに、高く売れる可能性が期待できます。
不要なヤンマー製の農機具があったらぜひ、農機具買取業者へ査定依頼を出しましょう。