農機具を高く売るコツは売却方法?実際に農機具を売却してわかった高価買取のポイントとは

農機具を高く売るコツは売却方法?実際に農機具を売却してわかった高価買取のポイントとは

不要になった農機具はそのまま処分するのではなく、中古農機具として売却するのがおすすめです。

実はどんなに古くても、壊れていても売却できることが多いです。「こんな農機具に価値はないだろうな…」と思っても、まずは処分する前に売却を検討してみてください。

せっかくならば、できるだけ高値で売却できた方がお得です。農機具を売る方法はいくつかありますが、価格を大きく左右するポイントは売却方法にあります。

農機具を高値買取してもらうポイント・売却方法についてまとめて解説します。

農機具を高く売却する方法とは

農機具は売却する方法次第で価格が大きく変わります。

不要な農機具を売却する方法と、より高く売れる方法を解説します。

農機具には4つの売却方法がある

不要な農機具を売却する方法は主に4つあります。

  1. フリマアプリ・フリマサイト
  2. ネットオークション
  3. 下取り
  4. 農機具専門の買取業者

フリマアプリとネットオークションは個人間での取引になります。下取りはJAや農機具専門店で対応してもらえるケースが多いです。

最も高く売却できる方法は「農機具専門の買取業者」

フリマアプリやネットオークションは個人で手軽に農機具を売却できますが、できるだけ高く売るならば「農機具専門の買取業者」がおすすめです。

なぜならば、農機具専門の買取業者は何千何万とさまざまな農機具の査定を行っているため、適正な価値で価格をつけてもらえます。

またフリマアプリやネットオークションの場合、買い手側からの値下げ交渉があります。一方、農機具専門の買取業者の場合、値上げ交渉が可能なケースも少なくありません。

ほかにも農機具専門の買取業者ならではのメリットがたくさんあります。

  • フリマアプリやネットオークションのような個人間取引はトラブルが多い
  • 写真の用意や梱包・配送の手配をしなくていい
  • さまざまな方法で付加価値を付けてできるだけ高く売却できる
  • 下取りは基本的に高く売れないが、農機具専門の買取業者なら予想以上高く売れるケースがある
  • 最低限の準備を行うだけで売却できる
  • 必ず売却できるので、売れずに保管し続ける必要がない
  • 1回の取引で複数の農機具を同時に売却できる(倉庫内一掃も可能)

最低限の手間と時間で確実に高く売るのであれば、個人間取引や下取りではなく、農機具専門の買取業者を選びましょう。

高く売れる農機具専門の買取業者の選び方

農機具専門で買取を行っている業者はたくさんあります。そして同じ農機具でも業者によって査定額および実際の買取価格が異なります。

また残念ながら、適切な査定を行わず最低価格での買取を持ちかけたり、売り手が不利になるような契約書を差し出してくる業者がいるのも事実です。

業者選びで損や失敗をしないための、できるだけ高く農機具を売却できる買取業者の選び方について解説します。

完全無料で出張査定ができる

農機具の査定は基本的に店舗への持ち込みではなく、業者側が保管場所まで足を運ぶ出張査定になります。

どの業者も無料で出張査定を行っていますが、中には店舗から一定距離以上離れていると出張費用を請求してきたり、売却しないとキャンセル料を請求してきたりする業者もあります。

査定に出す業者を選ぶ際は、どんなに遠くても出張費用を請求しない完全無料の業者を選んでください。

またキャンセルOKでなおかつ、査定にかかる費用のお客様負担0円(キャンセル料が発生しない)の業者であるかどうかもしっかり確認しましょう。

全国に対応している

農機具の中には地域によって需要が少ないものもあります。

また全国シェアではクボタが1番人気ですが、ヤンマーやイセキの方が人気な地域もあります。

地域によって農機具の需要や人気が異なるため、できるだけ全国の広い範囲に対応している業者を選んだ方が地域差による査定価格のギャップを少なくできます。

買取実績が豊富で多くの農機具・メーカーに対応している

査定を申し込む前に、必ず業者の買取実績を確認しましょう。買取実績の数は、信頼されて売却した人が多い証明です。

また中には買取できる農機具やメーカーを限定している業者もあります。できるだけ多くの種類を買い取ってもらえる業者を選んだ方が、適正な査定額を付けてもらいやすいです。

業者の中には買取対象となる農機具やメーカーを提示しているケースもあるため、事前に確認をしておきましょう。

とくに提示されていない場合や、対象になっていない農機具を売却したい場合は、査定を予約する際に買取可能か問い合わせるとよいでしょう。

独自の販売経路を持っている

たとえば海外への輸出を行っていたり、販売サイトを運営していたりなど、業者で独自の販売経路を持っていると査定額が高くなりやすいです。

とくに海外の販路を持っている業者の場合、どんなに古くて売れそうにないような農機具でも、適正価格で買い取ってもらえるケースが多いです。

古い農機具でも買い取ってもらえる業者ならば、独自の販売経路を持っている可能性が高いため、ぜひ業者のホームページやSNSなどで確認しておきましょう。

農機具をより高く売るコツ・売却前に準備すべきことを解説

農機具をより高く売るコツ・売却前に準備すべきことを解説

同じ型番で同じくらい使い込んだ農機具でも、事前の準備を行ったり日ごろの使い方を意識したりするだけで、何も意識しないより高く売却できます。

農機具をより高く売るコツについて簡単に解説します。

メンテナンスと掃除を行う

農機具の見栄えをよくすると査定額に大きく影響します。そのため農機具は査定に出す前に、必ず綺麗に掃除をしておきましょう。

農機具の見栄えが査定に影響する理由は、土やほこりまみれの場合、傷や故障箇所などを正確に把握できないからです。

また単純に見栄えがいい方が印象もいいため、査定額を低く見積もられる可能性が少なくなります。

掃除はもちろんですが、ボルトが緩んでいる部分を締め直すなど、できる範囲でのメンテナンスも行っておくとより高く売れる可能性がアップします。

野ざらしで保管をしない

農機具は屋外で使うケースが多いですが、保管をする際は野ざらしにしないように意識してください。

農機具を雨風にさらした状態で保管すると、劣化が早くなってしまいます。

トラクターなどどんなに大きな農機具であっても野ざらしは避けた方が無難です。倉庫など屋根のある屋内での保管が望ましいですが、難しい場合はシートやカバーを被せるなどの工夫するとよいでしょう。

売却するシーズンに注意する

田植え機やコンバインなど、農機具の中には使用するシーズンが限られている場合があります。

トラクターのように通年で需要がある農機具ならば、いつ売却しても問題ありません。しかし使用するシーズンが限られている農機具は、売却するタイミングに注意しましょう。

できるだけ高く売るならば、需要が高くなる前に売るのがベストです。

たとえば田植え機の場合、だいたい4~6月くらいに使用されるため、田植えシーズンに入る前の1~3月くらいに売却するとよいでしょう。逆に田植えシーズンが終了した直後の6月以降は、中古需要が少なくなるため査定額が下がる傾向にあります。

使用シーズンが限られている農機具は、需要が高くなる前を意識して売却しましょう。

農機具を高く売るなら買取業者へ依頼しよう

農機具を売る方法は4種類ありますが、できるだけ高く売りたいならば農機具専門の買取業者へ依頼しましょう。

中古農機具を売却できる業者はたくさんありますが、中でも農機具を専門に扱っていて、なおかつ買取実績が豊富な業者がおすすめです。

なぜならば農機具そのものの適切な価値を査定できる業者でなければ、高く売ること自体が難しいからです。実績が豊富な業者ならば、どんなに古い農機具でも適切な価値で査定してもらえます。

個人間取引を行うよりも、余計な手間や時間もかからないため、ぜひ農機具の売却は買取業者へ依頼しましょう。