防除機を高く売るには?メーカーや買取時期、高く売るコツを解説

長年愛用してきた「防除機」のエンジンがかからなくなってしまい、処分に困っていませんか?
使わなくなった防除機を「壊れている」「エンジンが動かない」などの理由で倉庫に眠っているなら、買取業社の無料査定をおすすめします。この記事では高く売るコツなどを解説します。

防除機・噴霧器とは?

防除機・噴霧器とは、液体を霧状にして吹き出し、農業における農薬の散布に使用される農機具のことです。 一般的には、エンジンやモーターなどの動力を利用してポンプを動かし、殺菌剤や殺虫剤、除草剤などの農薬を吐出する仕組みになっています。

防除機の種類は?

防除機は、農薬や肥料などを効率的に散布するための機械です。主に農業で使用されますが、公園やゴルフ場などの緑地管理にも使われます。
種類は、動力で薬剤を噴霧する「動力噴霧器」と、手動で噴霧する「手動噴霧器」に分けられます。手動噴霧器は、小型で手軽に使えるのが特徴ですが、散布できる範囲は限られます。

防除機の買取相場

防除機の買取相場は「動力噴霧」機械の場合は約50,000~100,000円前後です。

高いものだと200,000円以上になることもありますが、手軽でコンパクトなサイズだと10,000円前後になります。

特にメーカーによる差が大きいため、査定に出す前に、オークションや買取サイトなどで売却したい防除機の買取相場を確認しておくことをおすすめします。

高く売れる防除機の特徴を解説

性能やメーカーなどによって買取価格が左右されますが、どんな防除機・噴霧器が高く売れるのでしょうか?
高く売れる防除機の特徴を解説します。

人気メーカーの防除機

やはり人気メーカーの防除機は、需要が高いため高く売れやすいです。
さまざまなメーカーから防除機が販売されていますが、とくに株式会社麻場や株式会社工進の防除機は高価買取になりやすい傾向があります。

「自動車ガソリンタイプ」の機種

面倒な混合ガソリンをつくる手間がいらず自動車用ガソリンを補給するだけで使用可能な機種は人気があります。連続使用可能な上に、手間が少ないからです。

春から初夏にかけて売却する

需要が高くなる直前に売却すると、買取価格が高くなりやすいです。
おすすめは「春から初夏の少し前」くらいの時期。やはり、夏になると草や芝が一気に成長するため農薬の必要性がでてきます。需要が非常に高くなるため、直前に売却することで高値をつけてもらいやすくなります。

汚れやゴミをしっかり落とす

買取業社は、買い取ったあとの防除機についてクリーニングや修理を行います。しかし、予め汚れやゴミをしっかり落とし、見栄えを綺麗に整えておくことで、業者側のクリーニングにかかる費用を抑えることができます。

手間や費用を抑えられた分を、買取価格に上乗せしてもらえる可能性が期待できるため、細かな部分の汚れやゴミもしっかり落としましょう。

特にホース部分は薬剤が詰まっていることが多いため、きちんと取り除きましょう。

屋内で保管しておく

屋外で保管をすると、雨風に晒されて劣化が早くなります。そのため、できれば天候や気温に左右されにくい屋内で保管することをおすすめします。
どうしても屋内での保管が難しい場合は、雨風に触れないようにしっかりカバーをかけるなどの工夫をするとよいでしょう。

付属品・関連商品を揃える

購入したときの状態に近いほど高価買取に繋がりやすいため、付属品はできるだけ完備しておきましょう。

また、追加購入したアダプターやギアなどの関連商品も揃えておくと、付加価値を着けてもらいやすくなります。

ほかの不用品と一緒に売却する

買取業者は基本的に無料で出張査定・買取に来てくれます。しかし、売却側は無料でも、業者側は交通費や人件費などのコストがかかっています。

そのため、1度にひとつだけ売却するときよりも、複数の不用品を売却した方が、コストが削減でき、その分を買取価格へ上乗せしてもらいやすくなります。

防除機・噴霧器以外に不要な農機具や重機などがあれば、ぜひまとめて査定に出してみましょう。

防除機・噴霧器はメーカーや売却時期で買取価格が変わる

防除機・噴霧器の買取価格は、メーカーや性能によって大きく変わります。また、同じ防除機・噴霧器でも、売却時期によって買取価格が変わるケースも多いです。

買取価格は需要に大きく影響するため、できれば需要が高くなる直前に売却するとよいでしょう。

また、事前のクリーニングや保管状態、付属品の有無などでも買取価格が変わります。高価買取につなげるために、まずは査定前にしっかり準備を整えておきましょう。