ヤンマーのトラクターの買取価格相場はいくら?中古でも高値で取引される理由を解説

ヤンマーのトラクターの買取価格相場はいくら?中古でも高値で取引される理由を解説

ヤンマーは農機具国内シェア率第2位のメーカーです。中でもトラクターは海外でも高い支持を得ている人気の製品で、新品はもちろんですが中古にも多くの需要があり、高値で取引されることがあります。

ヤンマーのトラクターの買取価格相場とともに、中古でも高額取引される理由について解説します。

ヤンマーのトラクターの特徴

国内外問わず人気のヤンマーのトラクターですが、一番の特徴はエンジンの強さです。ヤンマーはもともと高性能エンジンを生み出し続けてきた企業です。そのため、ヤンマーのトラクターには、高品質で強いディーゼルエンジンが搭載されています。

そんなヤンマーのディーゼルエンジンは、パワフルで扱いやすいところです。さらに、トラクターは使いやすさを追求した高性能で高耐久な車種が多いため、多くの農家に選ばれています。

ヤンマーのトラクターの買取価格相場

ヤンマーのトラクターの買取相場は、小型の車種の場合は15~50万円前後です。大型の車種になると100~200万円前後になります。

もちろん、状態や型番などによって大きく差が出ますが、古い車種でも正常に動くならば雀の涙ほど価格が低くなるということはまずないでしょう。

ヤンマーのトラクターで高額買取が期待できる人気車種

ヤンマーのトラクターの中でも、高額買取が期待できる人気の車種をご紹介します。

  • F-210
  • YT5113A
  • EG58
  • CT420
  • RS27

現行モデルはもちろんですが、10年以上前の車種でも高額買取可能な場合があるので、まずはオークションや買取サイトなどで、ある程度相場を調べておくことをおすすめします。

ヤンマーのトラクターと他のメーカーとの買取相場比較

その他のメーカーの買取相場は以下のとおりです。

メーカー 安い車種の買取相場 高い車種の買取相場
クボタ 10~30万 100~180万円前後
三菱マヒンドラ 10~20万円前後 70~150万円前後
イセキ 10~20万円前後 70万円前後

ヤンマーの国内シェア率は下位と大差を付けて第2位です。第1位のクボタと比較すると、買取相場に大きな差はありませんが、下位のメーカーと比較するとヤンマーの方が高めであることがわかります。

ヤンマーのトラクターが中古でも高値で取引される理由とは

ヤンマーのトラクターが中古でも高値で取引される理由とは

ヤンマーのトラクターは中古でも高値で売買されています。高値で取引される理由は、品質が高く、トラクターにおける厚い信頼が寄せられているからです。

何よりもヤンマーのディーゼルエンジンは、小型でもハイパワーを発揮するため、長く使い続けることができます。

20~30年以上前の車種でも現役で活躍できるほど高耐久なため、中古でも高値で取引されているのです。

ヤンマーのトラクターをより高値で売却するコツ

ヤンマーのトラクターはその品質と人気から高値で売却できる可能性がありますが、コツを抑えることでより高値で売れる可能性が上がります。

ヤンマーのトラクターをより高値で売却するコツについて解説します。

農機具買取専門業者に売却する

ヤンマーのトラクターは、フリマアプリやオークション、下取りなどでも売却できますが、最もおすすめな売却方法は「農機具専門買取業者」です。

農機具専門買取業者ならば、適切な価格で査定してもらえるうえに、すぐに売却できるので、いつまでも売れずに残ってしまうことはありません。さらに、配送や出品のための撮影などの準備も不要です。

また、業者側が現地まで足を運んで、そのまま買い取ってくれるので、少ない手間で売却できるメリットもあります。

返品・返金などのトラブルも少なく、フリマアプリのように値下げ交渉されることもないので、できるだけ高く売るなら農機具専門買取業者に依頼しましょう。

できるだけ早めに売却する

トラクターは通年で使える農機具です。とくにヤンマーのトラクターは常に人気があるため、型落ちが進んでしまう前に、できるだけ早めに売却することをおすすめします。

やはり、古い車種になればなるほど買取価格が下がってしまうので、売ると決めたらできるだけ早く売却準備を進めましょう。

査定前にメンテナンスとクリーニングを行う

買取価格は査定時の状態で決まります。土やホコリが大量に付いたままになっていたり、ボルトが緩んでいたりすると査定額・買取価格が下がります。

そのため、査定を申し込む前にしっかりと綺麗にクリーニングを行い、できる範囲でいいので簡単なメンテナンスを終わらせておきましょう。

もちろん、買取後に業者側がメンテナンスとクリーニングを行うことも多いですが、その分業者側に時間とコストがかかります。予めメンテナンスとクリーニングを終わらせておけば、そのコストが浮くため、買取価格に反映してもらいやすいです。

パーツやアタッチメントなどの付属品も一緒に売却する

もしもパーツやアタッチメントなど、買い足したものや付属品が残っている場合は一緒に売却しましょう。

本体だけよりも、付属品などが一式揃っている方が評価がよくなるため、買取価格がアップする可能性があります。

定期的にエンジンをかけて動かす

長い期間動かさずに放置をすると劣化が進みやすいため、トラクターを購入したら、使わない時期も定期的にエンジンをかけて動かしましょう。

ヤンマーのトラクターはエンジンの品質が高いため、すぐに劣化することはありません。しかし、長く使い続けるならば、少しでも劣化のスピードをゆっくりにする必要があります。

そのため売却の予定がなくても、もしものときのために定期的にエンジンをかけて動かすことをおすすめします。

不要な農機具をトラクターとまとめて売却する

ヤンマーのトラクターだけでも高値で買い取ってもらえますが、ほかにも不要な農機具があればまとめて売却しましょう。

農機具専門買取業者に売却する場合、業者がトラクターのあるところまで足を運んで買い取ってくれます。この際に、出張査定が完全無料な業者ならば、出張費を請求されることはありません。

しかし、売る側にコストがかかっていなくても、業者側は人件費や交通費などのコストがかかっています。

例えば、1回の出張コストが3,000円だった場合、何度も出張を重ねたらその分コストが嵩みますが、1回ですべての不要な農機具を売却してもらえれば3,000円で抑えることができるというわけです。

そのため、複数の農機具をトラクターと一緒にまとめて売却することで、抑えられたコストの分を買取価格に上乗せしてもらえる可能性がアップします。

ヤンマーのトラクターは中古でも高く売れる!

ヤンマーのトラクターは高品質なエンジンと精密な造りによって高耐久で、なおかつ使いやすい点が多くの農家に支持されています。

そのため、中古でも常に高い需要があるので、古いトラクターでも高く売れる可能性があります。

もしも不要なヤンマーのトラクターがあるならば、古い車種でも高値が付く可能性があるので、まずは農機具買取専門業者に査定を依頼してみましょう。