農作業を効率的に行う耕運機は、農業に欠かせない存在です。小さな畑で行う家庭菜園でも、見かける機会が増えています。
そんな耕運機は通年で使える農機具なので、中古の需要も高く、中には買取強化を行っている業者もあるほど。
では耕運機そのものがなくパーツしかない場合や、壊れて動かない場合でも、需要が高ければ売却できるのでしょうか?
耕運機の買取相場とともに、耕運機の売却について解説します。
目次
買取業者ならどんな耕運機も売却できる
耕運機のパーツしかない場合や動かない場合でも、売却はできるのか解説します。
古いモデルや故障して動かない耕運機もOK
古いモデルや故障して全く動かない場合でも、耕運機は売却できます。
なぜならば、きちんと耕運や聖地ができれば、どんなに古いモデルでも問題ないと考える人が意外と多いからです。
また動かない耕運機でも修理すれば正常に動くようになったり、解体すればパーツとして使用できるようになったりします。
もちろん業者によって扱いが異なるため、売却する場合は必ず買取可能か問い合わせることをおすすめします。
パーツだけでも売却可能
耕運機は専用のアタッチメントを付け替えて、複数の農作業をこなせるように作られています。
たとえばアタッチメントだけある場合や、追加購入したハンドルや車輪だけが残っている場合なども個別で売却できます。
実際のところ、「アタッチメントが壊れたから別途で購入したい」「使いやすく改良したいから互換性のあるパーツを組み合わせたい」などの理由から、パーツだけを求めている人は少なくありません。
オークションサイトやフリマアプリでも、パーツだけを販売している人も多いです。
売却先は個人間より買取業者がおすすめ
耕運機はさまざまな方法で売却できますが、できれば買取業者に売却するのがおすすめです。
耕運機は農機具の中でも比較的小さい部類ですが、それでも配送するのは大変なので、現地まできて引き取ってくれる買取業者に売ったほうが負担を少なくできます。
また値下げ交渉もなく、売れずに残り続けることや理不尽な返品・返金もありません。
あらゆるトラブルのリスクも低く、正当な価値を評価して買取価格を付けてくれるので、個人間取引や下取りではなく買取業者を利用した方が得策です。
耕運機の買取相場を解説
耕運機の買取相場をメーカー別に紹介します。
ヤンマー | 10,000~50,000円 |
三菱 | 10,000~50,000円 |
クボタ | 10,000~100,000円 |
イセキ | 10,000~50,000円 |
耕運機は基本的に小さく、家庭菜園でも扱える大きさは多いです。全体的には10,000円前後ほどで、大きな機種だと300,000前後で取引されているようです。
耕運機を少しでも高く売却するには
耕運機を少しでも高く売却するならば、いくつかのポイントを抑えて査定に出しましょう。
耕運機を少しでも高く売却するポイントについて解説します。
売ると決めたらなるべく早めに査定を!
耕運機は通年で需要のある農機具です。毎日使用するわけではありませんが、活躍できる場面は1年を通してもたくさんあります。
そのため売ると決めたらできるだけ早く準備を済ませて、1日でも早く査定に出しましょう。
なぜならば1日査定が遅くなるだけで、新しいモデルが発売されて一気に買取価格が安くなる可能性があるからです。
型落ちすればするほど買取価格は安くなるため、できるだけ早めの売却を心がけましょう。
綺麗に清掃&動作確認を必ず行う
査定へ出す前に、必ず本体の清掃と動作確認を行いましょう。壊れていても買い取ってもらえますが、やはり正常に動く耕運機の方が買取価格は高くなります。
事前査定でより正確な金額を知るためにも動作確認は必須です。
また本体の見た目も査定に影響する可能性があるため、汚れをひとつも残さないくらいの気持ちでしっかり綺麗に清掃しておきましょう。
付属品や不用品をまとめて売却する
アタッチメントや取扱説明書などの付属品や、耕運機を掃除するための道具、そのほかの不要な農機具などがあればまとめて用意しておきましょう。
複数回に渡って査定してもらうよりも、1回でまとめて査定に出した方が、業者側の出張費用が削減できます。
削減できた出張費用分を買取価格に還元してもらえるケースもあるため、付属品や関連商品、不用品はまとめて売却しましょう。
複数の買取業者に査定をしてもらう
査定の際に見るところは同じですが、業者によって評価するポイントは異なります。重視する部分が異なるだけで、同じ耕運機でも買取価格に大きな差が出るケースも珍しくありません。
少しでも高く売却するのであれば、複数の買取業者に査定をしてもらいましょう。
まずはウェブサイトやメール、電話などでできる簡単査定を申し込み、買取業者の候補をある程度絞ったら出張査定を依頼してください。
不要な耕運機はなるべく早めに買取業者へ
不要な耕運機はさまざまな方法で売却できますが、買取業者に依頼したほうが負担が少なく、結果的に高く売れるケースが多いです。
もちろん本体がなくパーツしか残っていない場合でも売却できます。ただし業者によって、パーツだけだったり壊れていたりすると買取できない場合もあるため、査定前に必ず買取可能か問い合わせてください。
また耕運機は通年で需要のある農機具なので、シーズンなどはあまり気にせずに早めに売却した方が買取価格が高くなります。1日でも早く準備を済ませて、買取業者へ査定の依頼を出しましょう。