【農機具買取業者】高値買取する買取業社の選び方<全国版>

全国で農機具を高く売却するためのガイド

全国には、多様な農機具の買取需要があります。特に専門的な農機具でも予想以上の価格で売却してくれる買取業社があります。農機具を高値売却するためには、地域特性もある程度知っておくことも大切です。地域特性と全国対応する買取業者について解説します。

地域ごとの特徴

<北海道・東北エリア>
●傾向: 大型機械(大型トラクター、コンバイン)の需要が高い。買取業者もこれらに特化する傾向あり。
●理由: 広大な農地を持つため、効率的な大型機械が必要とされる。
●地域特化業者: 穀倉地帯に近いため、出張査定が無料の業者が多い。

<関東エリア>
●傾向: 小型の農機具(歩行型トラクター、耕運機)が主流。
●理由: 都市近郊で小規模農業を営むケースが多い。
●特徴: 全国チェーンの大手買取業者が進出している一方、個人事業主型の業者も一定数存在。

<中部エリア(甲信越・北陸)>
●傾向: 農機具に加え、除雪機の買取需要も見られる。
●理由: 冬季の積雪が多い地域では、農閑期の機器需要も高い。
●地域業者の特徴: 農機具整備工場を併設している業者が多く、状態を正確に査定。

<近畿・中国・四国エリア>
●傾向: 小型から中型の農機具が中心。
●理由: 平地と山間部の両方があるため、地形に応じた機器が利用される。
●地域特化: 山間部では小型機械やユニークな特殊農機具の買取を扱う業者も。

<九州エリア>
●傾向: サトウキビや稲作用機械が高需要。
●理由: 温暖な気候で年中農業が盛んなため、多品種の農機具が使用されている。
●特徴: 買取後に東南アジアへの輸出を行う業者が多い。

<沖縄エリア>
●傾向: 離島エリアの特性上、出張買取を実施する業者が少数。
●理由: 輸送コストが高くなりやすいため、地元業者が中心。
●地域独自性: サトウキビ収穫機や軽量トラクターがメイン。

地域密着型の業者なら安心できる部分もありますが、一方で全国中通網をもっていないため買取価格に柔軟性がない場合も多いようです。必要に応じて、具体的なおすすめ業者についてご紹介します。↓

農機具買取でおすすめの業者5選

農機具買取で有名なこちらの5社を調査!

  • 農機具でっく
  • 農機具王
  • 高く売れるドットコム
  • 農機具広場
  • 農機具買取本舗

農機具でっく

農機具、トラクター、重機等の高価買取・販売【農機具でっく】

買取形式 出張買取
査定方法 電話WebフォームLINE
取扱い商品 トラクター/コンバイン/田植え機/耕運機/運搬車/計量器/籾摺り機/乾燥機/建機/発電機 / 芝刈り機など農機具関連の機器全般
引き取り費用 無料(※一部例外あり)
振込対応 対応可 手数料0円(会社負担)
古物商許可番号 第901111810022(福岡)
代表住所 三重県松阪市中央町564

農機具でっくのオススメポイント

  • 最短でお問い合わせから、その日中に査定が可能!即日現金化できる◎
  • 査定料・出張手数料が無料
  • 古くて動かない農機具など、故障・破損の商品でも買取が可能
  • 複数の農機具をまとめて査定できるので、倉庫内を一気に片づけられる

農機具王

農機具王

買取形式 出張買取店舗持ち込み
査定方法 電話WebフォームLINE
取扱い商品 トラクター/コンバイン/田植え機/耕運機/管理機/トレーラー/運搬車/作業機/籾摺機/計量器/草刈り機/除雪機など
引き取り費用 無料(※一部例外あり)
振込対応 対応可 ※手数料Webサイト未記載
古物商許可番号 第60105H240004号
代表住所 滋賀県近江八幡市出町652

農機具王のオススメポイント

  • 24時間365日オペレーター対応が可能
  • スピーディーな査定で、最短で即日現金化できる◎
  • 査定料・出張手数料が無料

農機具高く売れるドットコム

農機具高く売れるドットコム

買取形式 出張買取
査定方法 電話WebフォームLINE
取扱い商品 トラクター/コンバイン/田植機/耕運機/除雪機/チッパー/ポンプ/発電機/フォークリフト/油圧ショベル/高圧洗浄機など
引き取り費用 無料
振込対応 対応可 ※手数料Webサイト未記載
古物商許可番号 第307730608365号(東京)
代表住所 東京都中央区京橋3-6-18 東京建物京橋ビル3F

農機具高く売れるドットコムのオススメポイント

  • 査定料・出張手数料が無料無料
  • 東証プライム上場企業が運営しているので安心感がある

農機具ひろば

農機具ひろば

買取形式 出張買取
査定方法 電話WebフォームLINE
取扱い商品 トラクター/耕運機/コンバイン/田植え機/マルチャー/乗車モアー/管理機/発電機/トレーラー/乾燥機/ブロードキャスターなど
引き取り費用 無料(※一部例外あり)
振込対応 対応可 ※手数料Webサイト未記載
古物商許可番号 第307791406864号(東京)
代表住所 宮城県仙台市若林区荒浜字中堀南201-3

農機具ひろばのオススメポイント

  • 査定料・出張手数料が無料
  • 古くて動かない農機具など、故障・破損の商品でも買取が可能
  • スピーディーな査定で、最短で即日現金化できる◎

農機具 買取本舗

農機具 買取本舗

買取形式 出張買取
査定方法 電話WebフォームLINE
取扱い商品 トラクター/コンバイン/田植機/スピードスプレーヤー/高所作業車/乗用モア(草刈り機)/バックホー(ユンボ)/耕運機など
引き取り費用 無料
振込対応 原則現金受け取り
古物商許可番号 第481051500016号(長野)
代表住所 長野県長野市稲里町田牧1607番地5号

農機具 買取本舗のオススメポイント

  • 創業60年 安心の地元企業
  • スピーディーな査定で、最短で即日現金化できる◎

失敗しないための農機具買取業者の選び方

農機具を売却する手段としては、買取業者がもっともおすすめです。しかし買取業者ならばどこでもいいわけではありません。

きちんと選ばないと失敗する可能性もあります。失敗しないための農機具買取業者の選び方をまとめて紹介します。

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複数の買取業者に査定を依頼する 業者によって重視するポイントが違うため、各社で査定額に差がある。
出張費用が無料の買取業者を選ぶ 出張費用は発生しないか、必ず業者のホームページを確認すること。
自社に整備士や専門家がいる 壊れていても少し修理するだけで正常に動くケースも多いため、動かない農機具でも価値に見合った適切な査定をしてもらえる。
買取対象のメーカーや農機具が多い 一気にまとめて査定に出せるため。
買取実績を確認する 買取実績は買取業者を信頼して売却した人がいる証拠なので、必ず確認をする。

※全取引が掲載されているわけではないので注意

全国に対応している 福岡県や九州しか対応していない地域密着型の場合、販路が狭く地域の需要で査定額が確定する可能性がある。
買取に出す商品のメーカーが買取強化されているか 業者によって買取強化メーカーは異なります。必ず業者のホームページを確認すること。
手数料の有無 業者によっては買取出張費や引き取り料などの手数料がかかる場合があります。
買取にかかる手数料がないか、必ず業者のホームページを確認すること。

 

とくに重要なのは、きちんと買取業者を比較することです。

比較をする際はまず、買取実績やオークション、フリマサイトなどからおおよその相場を把握し、ホームページ上から無料査定を申し込みましょう。

オンラインでできる無料査定後、金額や条件などで買取業者を絞ってから、出張査定を依頼するとより高く売却できる可能性が期待できます。

注意が必要な農機具買取業者の特徴

買取業者の中には売り手に寄り添わず、自社の利益だけを考え、ときには法律のギリギリを攻めてくるような悪質業者もいます。

以下の特徴に当てはまる場合は、悪質業者の可能性があるため注意してください。

契約成立後に減額を要求する。 契約成立しているのにも関わらず、後からなにかと理由をつけて減額をしてくる。
農機具の悪い部分ばかりを評価する。 傷が多い、動作が遅いなど悪い部分ばかりを挙げて、相場より著しく低い金額で買取る可能性がある。
買取のキャンセルで高額な違約金を請求された。 契約時にキャンセル不可の条件を付けている場合は要注意。
1度問い合わせただけなのに、何度も電話やメールでの勧誘がある。 しつこい場合は着信拒否して問題ない。
買取代金は後日銀行振込しか対応していない(当日現金払いがない)。 当日現金払いに対応していない業者は、買取代金を支払わないリスクがある。
査定前に希望額を聞いてくる。 希望額もしくは少し上乗せした程度で取引を進めるため注意。本来の価値で査定してもらえないので、損をする可能性がある。

 

大切なのはしっかり相場を把握することと、契約書を隅から隅まで読み込むことです。自分自身で対策をしておけば、悪徳業者に引っかかる可能性を減らせます。

農機具買取業者に高く買い取ってもらう3つのポイント

農機具買取業者に高く買い取ってもらう3つのポイント
農機具は対策をするだけでより高く買い取ってもらえる可能性が期待できます。高く買い取ってもらうための対策を、3つのポイントにわけて解説します。

ポイント1:事前のクリーニングとメンテナンス

買取金額は査定時の状態で左右されます。

たとえば同じ中古のゲーム機やスマートフォンでも、汚れているものや形が歪んでいるものよりも、綺麗なままのものの方が買いたいと思う人が多いです。

農機具も同じで、汚れたままよりも綺麗にクリーニングされていたほうが、査定時の評価がよくなります。

メンテナンスは本格的な修理を行う必要はありませんが、部品を交換する、ボルトを締めるなどすぐに自分でできる範囲だけでも行っていると評価が高くなりやすいです。

ポイント2:付属品・関連商品も一緒に査定

箱がなくて本体しかない中古品は、箱に入っている中古品よりも安く販売されているのと同じで、農機具も付属品がきちんと揃っていたほうが買取価格が高くなります。

また追加で購入したカバーや部品などもあれば、より高値で売却できます。

ポイント3:不要な農機具はまとめて売却

たとえばトラクターとコンバインを売却したい場合、べつべつで買取業者に依頼するよりも、いっしょに依頼したほうが買取金額が高くなります。なぜならば、買取業者が負担する出張コストが減らせるからです。

査定や買取にかかる出張費用は無料でも、買取業者は交通費や人件費などが発生しています。

2つ3つと多くの農機具を売却すれば、その分の出張コストを減らせるため、買取金額に還元することができます。

全国で農機具を高値で売るなら買取業者へ

全国の農機具買取業者は、大きく
・専門業者
・総合リサイクル業者
・中古農機具販売業者
に分かれます。

査定では、メーカー、年式、稼働時間、動作状態が重視され、日本製や高年式の機械は高額査定になりやすい傾向があります。地域ごとに特徴も異なり、北海道や東北では大型機械関東や中部では小型機械が主流。九州や沖縄ではサトウキビ用農機具など地域特有の需要があります。

また、買取業者の多くは古い機械を部品や海外輸出用として取り扱うため、動作が不安定なものでも査定対象となることがあります。買取業者を選ぶ際は、複数の業者で相見積もりを行い、評判や査定内容の透明性を確認することが重要です。地域密着型と全国チェーン型の特徴を比較し、自分の農機具に適した業者を選びましょう。

 

買取の流れ

  • STEP01電話やWEBサイトから査定を申し込む
  • STEP02出張査定や店舗への来店査定の日時を調整
  • STEP03買取業者が商品の査定を行う
  • STEP04査定額の算出後、買取金額を受取る